蔵書始末

山積みになったハードカバーの数々

文庫本もほとんど譲るか捨てるか


いよいよこのときはやってきてしまった。蔵書を処分しないといけない。

本好きの私からすれば本=資産を処分するのは耐え難い気分だが、さすがに海外にはほとんど持って行けないし、実家ももうそんな大量のダンボールを置いておく場所もないので、やむを得ず処分することと相成った。

とはいえ、いきなり全てBOOK-OFFに二束三文で売るのは嫌なので、まずはうちに遊びに来た知り合いにあげるところから始めた。同じ高校の同級生三人には計30冊ほど、母+弟二人にダンボール三箱ほど進呈した。あとはどうしても捨てられない本を5箱ほど実家に預かってもらうことにした。

どうしても捨てられない本 ― これを選別していくと不思議とビジネス書はあまり多くは残らず、大半は大型の美術本や趣味の本となった。もちろん再度入手できるかという観点もあるが、のちのちまで残しておくべきかという観点からみるとやはりビジネス書は永続的な価値はあまり大きくない本も多いといえるのだろう。

ブログ読者の方に残っていたMBA受験の参考書を譲ってなお残った本が250冊程度。BOOK-OFFの出張買取をお願いして最後の処分を計る。200冊売れたものの残念ながら洋書はほとんど買ってもらえず50冊は自分で資源ごみとして出すことに。200冊売って6000円也。一冊当たり平均30円、最高60円、最低10円だ。元値を考えれば泣けてくるが、100円で店頭に売るのだからやむをえないと言うべきか。

0 コメント:

Post a Comment