社費留学の事情:MBA赤提灯会

昨日はMBA赤提灯会と称する10名弱の合格者の飲み会があった。
参加者の大半はMBA予備校のAgosの生徒だった人たちだが、先日のαリーダーズのイベントで知り合ったMさんに誘われ私もお邪魔することに。参加者の業種は銀行、証券、ITからメーカーまで多様で、さらにゲストとしてAgosの社長の本多さんもいらしていた。日本で普通に過ごしていれば絶対に拡がらなかったネットワークが自然にどんどん拡大していくとは、合格前には想像だにしなかった。

話してみると私ともう一人を除いてみな社費留学組だった。
社費留学は社費派遣が決定すると受験して全部不合格ということは許されないようで、私費とはまた違ったプレッシャーがあるようだ。やはりどの会社も今は5年間の拘束期間があって、卒業後5年以内に会社を辞める場合には、学費を返還しないといけないそうだ。しかも、時間の経過による償却は一切なく、5年以内にやめた場合はその間の給与もすべて返さないといけないと厳しい条件の会社もあるそうだ。
社費の方と話していて感じたのは、社費は投資対効果という観点はあまり重要視していない点だった。投資回収年数の話をしたときにそんな計算するんだと驚かれたことにこちらも仰天した(投資回収期間についてはまた別稿に譲る)。私費のように一千万円以上のお金をつぎ込む人間と、ほとんど自己資金の持ち出しのない人間では自ずと視点が違うのだ。

0 コメント:

Post a Comment