LBS同期は中華圏に対する興味関心が強い。
今年のLBSの同期は個人の性格やキャリア志向はまったくバラバラと言っていいほど統一感がない。そんな中で一つ大きな共通点があるとすると中華圏に対する関心が高いことだろう。
もちろん全員ではないのだが、この関心の向き方は二種類ある気がする。
①中国語に対する関心
LBSの同期で日本人は現在11人いるのだが、驚くなかれそのうち6人が中国語(マンダリン)を学校で履修ないし何らかの形で勉強しているのだ(ちなみに他言語はフランス語が1人)。これ以外にも中国語がもともと話せる人がもう一人いるので、計7人がレベルはさておき中国語が話せる/勉強しているのだ。これは他のビジネススクールと比べても大きな違いがある点だと思う。やはり、ロンドンに来ている人は米国のビジネススクールにいく人とはまた一味違った指向性をもっているということなのだろう。
②中華圏でのキャリアに対する関心
LBS同期では中国語のみならず中華圏(中国本土、香港、台湾、シンガポール)でのキャリアに興味がある人も多い。実際に中華圏で就職を目指している同期は二人いるし、コネクションをつくるべく上海のビジネススクール(CEIBS)に交換留学を決めている人も別に一人いるくらいだ。彼らのバイタリティ+キャリア展望には本当に敬服してしまう。 先日も中華圏での就職についてアプリカントの方から相談があったが、こちらを考えている方はLBSを留学先の選択肢に含めるのもよいのではないかと思う。
※誤解がないように書いておくと、LBSから中華圏の就職はシンガポール・香港が多く、中国本土はまだあまり多くない。ただずっと続いている香港を中心にしたAsia Career Trekに加えて、昨年よりShanghai Career Trekが始まり、学校も参加者に対して補助を出しているくらいなので、今後増えてくるのは間違いないと思われる。
2012年にわれわれが卒業するころには、この中国熱がどのような結果を生むのかは今から興味深いところだ(もちろん自分も中国語は頑張って勉強しなくてはなのだが・・・)。
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