2010年を振り返って

あけましておめでとうございます。

2010年を改めて振り返ると激動の一年だったといえるだろう。
正月返上で毎日会社に出社して朝から夜までアプリケーションを書き続けた昨年の1月はもはや遥か遠くのことではないかと思うくらい、すべてが大きく変わった12ヶ月だった。

この1年で何が大きく変わったかというと・・・
①結婚した
②東京からロンドンに移住した
③身分が社会人から学生に戻った
どれか一つ変わっただけでも生活が大きく変わはずだが、3つすべて変わったのだから激変といっても過言ではないだろう。

MBAはよくLife Changing Eventだと言われるが、本当にLife Changingになるかは今後の自分の今後の努力次第 だ。MBA留学して後悔する人はほとんどいないと言われるが、MBA留学後に成功するかどうかは当人次第だし万人が成功しているわけでは全くないのだ。

 ロンドンビジネススクールに留学するに当たって今年中にしたいと思っていたことは以下の3点だ。
①英語コミュニケーション力の向上
②LBSでの居場所の確保
③インターンの獲得

この観点からすると現時点での採点は下記のようになるだろうか。

①英語コミュニケーション力の向上
 【60点】やっぱりそんな簡単に英語力は上がらない。家に帰ると妻と日本語で話してしまうこともあるが、授業中に発言したりしたところで日々英語で話す時間が思ったほど長くならないのが主な要因。授業受ける分には困らないが、グループワークなどで白熱した議論には聞くのが精一杯で余り参加できない。もちろん数値分析やチャート整理などで貢献はできるのだが、やはり議論にフルに参加できないことがあるのはストレスの元になる。

②LBSでの居場所の確保
【70点】MBAを楽しめるかどうかは課外を含め学校の活動にどれくらいインテンシブに参加できるかによるかと思う。ネットワーキングもMBAの重要なファクターの一つだからだ。その点、Cycling ClubのCo-Presidentになったり、Japan TripのCo-Presidentになったことはその橋頭堡を確保したという点で非常に有意義だと思う。ただ、結婚すると独身時代みたいに自分の参加したいイベントに全て参加するというわけにはいかなくなるので、その点では独身の同級生が羨ましい部分もある。とはいえ、ここは日本と違ってパートナー同伴でいけるイベントも非常にたくさんあるので、その点はよかった。
本当はこれらに加えてビジネスフォーカスのClub(Industry Club, Consulting Clubなど)のリーダーシップロールをやりたいと思っていたが、①授業やJapan Tripが忙しい②語学力が未だ不十分③自分のキャリア形成への影響が小さいことから、そちらにエネルギーを割くのは諦めた。これらのクラブはこちらで就職するには非常に役に立つが、日本で就職する分にはあまり関係ないからだ。

③インターンの獲得
【95点】未だインターンのポートフォリオをどうするかは確定していないので、あまり明確には書けないのだが、投資銀行、事業会社、ベンチャーなどからインターンのオファーをもらうことができた。やはり日本で就職するとなると、ボストンキャリアフォーラムは外せないし、事実その場でオファーをもらえたりもしたのだが、こちらについては別の回に筆を譲りたい。
惜しむならくは地理的なダイバーシティを得られていないこと。本当はUKなど日本以外でインターンすることも考えたのだが、実現可能性を考慮してこちらについては(ほぼ)断念することにした。 ただ、いずれにせよインターンの獲得では自分の思い描いていた以上の成果を得ることができたし、自分の可能性を様々な会社で試すことができる機会を得られたということは、自分の将来の大きな足がかりとなるであろう。


2010年も振り返ると、LBSに来ることができたことも含めて、まずまずの一年だったといえるだろう。全てがパーフェクトだったとはお世辞にも言えないが、それは2011年に持ち越しということで今年頑張ろうと思う。次回は2011年の抱負を書きたいと思う。

今年もいい年になりますように

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