LBSのTattooのイベントで日本チームが見事優勝した。
LBSのにはTattooという一大イベントがある。Tattooはいわば日本でいうところの文化祭で、国ごとにブースを出し、更には出し物をするというものだ。MBAは1・2年生をあわせても800人しかいないのに、参加者は1200人もいるというのだから、その規模の大きさたるや如何ほどかわかっていただけるだろう。Tattoo全体の話は別稿に譲るとして、今回は日本チームが優勝したイベントについて書きたいと思う。
このイベントはLBS Got Talentというもので、いわばお国芸の対抗戦といった趣のショーだ。Upper QuadにあるMarqueeという建物全部を使って行われるのだが、そこには観客がすし詰めになっていて動くのすら大変という大人気のイベントだ。
われわれ日本はLBS内でDJとして有名なZさんの音頭でパラパラで挑むことにした。MBA1年生とMiFから計10人が参加したのだが、パラパラ経験者はZさんだけという甚だ心もとないところからスタートした。しかし、毎週スタディルームを借り切って練習したこともあって、しり上がりにレベルがあがってきたのにはびっくりした。音楽は私がMixしたのだが、Zさんのこだわりが反映されたものになって最初の盛り上げから最後の落ちまでが詰まった3分間となった。
そして、とうとう本番・・・日本の国旗を持って入場。若干間抜けな雰囲気も、最初の「東京」コールがはじまると一変し、パラパラの振りが始まると場内の驚きの混じった歓声に支配された。あとは3分間、ひたすら練習どおりに一気に踊りぬける。
これは気持ちいい。気持ちよすぎる。
自分たちのパフォーマンスでこれほど観客が喜んでくれるとは、そしてそれがこんなにうれしいものだとは思っても見なかった。
審査員のDeanのAndrew、Andrewの奥さん、会計の教授Octay、コーポレートファイナンスの教授のAnnaだったのだが、Octayは女性ばかりみてるし、我々には女性がいない点が不利になるかと思ったが、ふたを開けてみたらなんと2位という望外の結果を得ることができた。壇上でZさんを胴上げすることができたのは本当にいい思い出になった。
Zさんは「アジア人は踊れない」という見方を覆したいと言っていたが、この日を境にその見方も変わったのではないかと思う。井上陽水ではないが、ダンスはもう踊れないのかと思うととても寂しくもある。やっぱりみんなそれだけ熱意をもって練習していたのだ。
来年に向けてハードルをあげてしまったね、と2年生に言われたが、それはとても嬉しい褒め言葉だったと思う。MBA2013の皆さま、来年のTattoo楽しみにしています。
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