Last day

とうとうロンドンに渡航する日となった。
2ヶ月近く飲み会続きで若干胃がもたれ気味ではあったが、本当にありがたいことだと思う。やはり持つべきものは仲間だ。

最終日前日は久しぶりに横浜の実家に帰ってのんびりとすることに。
実家の愛犬・小春嬢とも最後の散歩デートをする。久しぶりに学区内をぐるぐる歩いたが、友達の家や公園を通る度に昔の記憶が蘇る。そういえばあまり関係ないが、犬は汗をかかないらしい。従って気化熱も発生しないので扇風機は犬にはあまり意味がないそうだ。

引越や飲み会で疲れていた事もあって前夜は早々に就寝。実家では一階の和室で寝たのだが、小春嬢は朝の四時半から起きろと言わんばかりに部屋の外でうなり声をあげている。まだ眠いので二度寝しようと思ったが、10分以上も廊下でうろうろしているのでやむを得ず起きて散歩することに。結局本当にぐっすりと休む事は日本ではかなわなかった。

朝早いわりに昼寝ばかり・・・


自転車をロンドンに空輸するの巻

カーボン部分を中心に緩衝材で保護

リアの変速機はハンガーから外してフレームにくくり付ける
スペーサー代わりにヘルメットやフロアポンプも詰め込む


今回の引越しのハイライトの一つがロンドンへの自転車の搬送だ。
買ったほうが早いという話もあるが、これまでのツーリングの相棒を日本に打ち捨てていくのも可哀想だし、そもそも学生は節約してなんぼなので、迷うことなくロンドンに運ぶことに決めた。

しかし迷うべきはロンドンへの輸送方法だ。輸送手段は船か飛行機だが、ロンドンに渡ったらすぐ自転車で走りたいので60日もかかる船は現実的な輸送手段ではない。したがって、輸送手段は飛行機と決まる。では飛行機にどう積み込むかについては、下記の3方法がある。
1.輪行袋(電車等に積むための薄手の化繊のケース)に入れる
2.ロードバイク専用のハードケースに入れる
3.ロードバイクの空き箱をもらってそれに入れる

1の輪行袋は国内線だったら問題ないかもしれない(地上係員が手で受け渡ししてくれる)が、海外はスーツケースと一緒に出てくるし、荷物を自転車だろうがなんだろうが投げるらしいので、自転車の無事を考えたら到底とれる選択肢ではない。(今回使用するシンガポール航空でもかなり粗雑に扱われるらしい。)
2の専用ケースはさすがに一番安全で壊れないが、なにせ値段が2万円以上するのは気が引ける。しょっちゅう飛行機で転戦するならいいが、ただ持っていくだけにしては大げさすぎる。また、重くて大きいので、狭いロンドンの部屋に置いておくのも難だ。
そこで、安くて安全性も担保できる3をとることにした。早速新宿のY’sロードでBianchiのピストの空き箱をもらって詰め込み始める。

ただタイヤはずして入れられると思いきや、ダンボールは思っていたよりもずっと幅が狭かったため、ペダルはもとより、ハンドル、サドル、ディレーラーなどかなり部品をはずすこととなった。ぷちぷちの緩衝材でこれでもかと保護をしダンボールに詰めていく。
折角の大きなダンボールなので、ついでにフロアポンプ(空気入れ)、ヘルメット、輪行袋、ディスプレイスタンドなども入れてみた。

体重計はもう捨ててしまったので重さはわからないが、12kg程度か。
あとはロンドンで開梱したときに壊れていないことを願うばかりだ。

ロンドンへの引越し

深川の夕暮れ 帰国する頃にはスカイツリーも完成しているはず
ようやく引越し作業が終わり、あとはロンドンに行くだけとなった。

妻が渡英1週間前まで会社を辞められなかったこともあって、引越し作業は大わらわとなった。ただ引越しといっても、イギリスに持っていくものをパックするよりも、持参しないものを捨てたり譲ったりする作業の方が圧倒的に多かった。

1.イギリスの家の多くは家具付きで家具関連は持っていく必要がない
2.イギリスの電圧は220Vで大抵の電化製品は変圧器なしでは使えないためもっていくのが面倒(アメリカのように多少電圧が違うくらいで壊れること覚悟ならそのまま使えるということはない。)
3.入居が決まった寮は狭いためあまりモノを置くスペースがない。

だいたいこんな理由からロンドンに持っていくものは大半が服で、あとは少しの調理用具とたまに使うであろう着物やキャンプ用品などだ。量も多くないので急がないものは船便でヤマトの海外引越単身パックのミニマム(大5箱、小4箱)で、急ぎのモノは航空便のヤマト留学宅急便(大2箱)で発送する。料金は前者が7万円ちょっと、後者が4万5千円だ。計12万円也。自分で梱包するのは大変ではあるが、それでも玄関まで集荷に来てくれるので楽だ。前者は口座振込、後者は集荷時現金支払いと統一されていないのは?だったが、非常に使いやすかったといえる。

特にロンドンでの着荷時に問題なければまた利用しようと思う。

Mac永代記


LBSに留学するに当たってMacを新調することにした。これでついにMacも六代目だ。

今回選んだのはMacbook Pro13インチモデルだ。もちろんネガをいえば重いとか、MacWindows両方入れるとコストが意外にかかるということもある。ただ、MacWindows両方必要だということになればこれに勝る選択肢はない。また、9時間のバッテリー性能は驚異的だし、何より他社製品よりデザインがスマートなのもアピールポイントだ。

ただ、このMacのノートを買うのにはひと悶着あった。最初はAppleのオンラインストアでカスタマイズ(USキーボード換装+HDD増量)したものをオーダーしたのだ。3営業日以内に出荷すると出ていたので楽しみに待っていたところ、1週間たっても音沙汰がなかったのだ。2営業日後には「ご購入ありがとうございます」という旨のメールまで来ていたのだから変だなと思ってアカウントの購入履歴を確認してみた。するとなんとカード決済ができないため代替決済手段を指定してほしい、担当者から別途連絡すると出ているではないか。決済できていないのに、電話でもメールでも連絡がないで放置とは呆れてものが言えなかった。

とはいえいちいちクレームするのは流儀ではないし、そもそもこれから3営業日待たされるのは時間的にも厳しいので、銀座のApple Storeに直接出向いて代替機を購入することにした。
オンラインストアでのトラブルを説明して、USキーボードと大き目のHDDを積んでいる一つ上のモデルを少し安く売ってもらえないかと交渉する。ご存知の方もいると思うが、オンラインストアはアップルジャパン、リアル店舗のApple StoreUSのアップルと運営主体が違うのだが、事情を斟酌してくれたのかManager決裁で10%OFFで売ってもらえることになった。

いずれにしてもオンラインでトラブルなく買えていればこんな面倒ごとにはならなかったし、そもそも当初よりはコストがかかってしまっているのは残念ではあるが、こういう気の利いた対応をしてもらえるとやはりブランドへのロイヤリティーはあがるものだ。
やっぱり次回もMacを買うのだろうな・・・

蔵書始末

山積みになったハードカバーの数々

文庫本もほとんど譲るか捨てるか


いよいよこのときはやってきてしまった。蔵書を処分しないといけない。

本好きの私からすれば本=資産を処分するのは耐え難い気分だが、さすがに海外にはほとんど持って行けないし、実家ももうそんな大量のダンボールを置いておく場所もないので、やむを得ず処分することと相成った。

とはいえ、いきなり全てBOOK-OFFに二束三文で売るのは嫌なので、まずはうちに遊びに来た知り合いにあげるところから始めた。同じ高校の同級生三人には計30冊ほど、母+弟二人にダンボール三箱ほど進呈した。あとはどうしても捨てられない本を5箱ほど実家に預かってもらうことにした。

どうしても捨てられない本 ― これを選別していくと不思議とビジネス書はあまり多くは残らず、大半は大型の美術本や趣味の本となった。もちろん再度入手できるかという観点もあるが、のちのちまで残しておくべきかという観点からみるとやはりビジネス書は永続的な価値はあまり大きくない本も多いといえるのだろう。

ブログ読者の方に残っていたMBA受験の参考書を譲ってなお残った本が250冊程度。BOOK-OFFの出張買取をお願いして最後の処分を計る。200冊売れたものの残念ながら洋書はほとんど買ってもらえず50冊は自分で資源ごみとして出すことに。200冊売って6000円也。一冊当たり平均30円、最高60円、最低10円だ。元値を考えれば泣けてくるが、100円で店頭に売るのだからやむをえないと言うべきか。

Last Run

遠くに富士山に望む

清里バーガー

サントリー白州醸造所



今日は日本で最後のツーリング。中央線小淵沢駅スタートで行き先は清里高原だ。

今回は4人で回ることになったが、清里高原は高原と言うだけあって結構坂がきつく、一番急な場所は9%以上あった。自分が提案したルートながら一年間勉強であまり運動できていなかった自分には少々しんどいルートだ。

とはいえ、ふらふらしながらたどり着いた清泉寮で定番のソフトクリームを食べ、牧場でタワーになっている清里バーガーを食べながら富士山や南アルプスを眺めていると、本当に幸せな気分になれる。そして最後はサントリー白州工場でウィスキーの試飲。これだからツーリングは止められない。イギリスは山がないのでこういうヒルクライムはあまりないかもしれないが、こういうツーリングを学校の仲間と数多くできたらいいなと思う。

出版業界のはずみ車

私が以前いた出版業界もどうやらようやく風向きが変わってきたようだ。

当時非常にお世話になった製版会社(雑誌の紙面の編集をする会社)の役員の方と食事をしたのだが、そこで出てきたブックフェアの話は業界にいた人間からすると衝撃的だった。

毎年7月に行われる東京国際ブックフェアでは紙媒体のフェアに併設する形でデジタルパブリッシングフェアも行われているのだが、今年はそのデジタル出版のブースの方が大混雑で立錐の余地がないほどだったという。私が出入りしていたころは紙媒体のブースに人が群がり、デジタルの方は一角で細々とやっているイメージだったが、役員によれば昨年までは状況はそれほど変わってなかったらしい。それが今年の激変である。

もちろんこのトレンドは電子書籍界の黒船、iPadの登場がもたらしたものだといっていい。少なくとも日本ではKindleやSonyのReaderではこの大きな潮流は起こせなかったのだから、iPadの影響力はすさまじいものがある。まさに山が動いたのだ。

アナログからデジタルに移行すれば参入障壁が下がり、業界の収益構造も大きく変わるだろう。今後日本の出版業界にどのような地殻変動が起きるのかウォッチを続けていきたいと思う。

How to finance your MBA

社費で留学する人はともかく、私費で留学する人は避けては通れないもの-それは金策である。
実際問題として、お金の調達には想像以上に苦労したので金策についても一度書いておこうと思う。

「合格すればお金などどうにでも付いてくる。」
私は受験すると決めるに当たって、その点に関してはあまり心配していなかったし、苦労するとは想像していなかった。あちこちに出ている受験体験記やMBAブログにもほとんどその話題を目にすることはなかったので、きっと大きな障壁にはならないのだと思っていたのだ。ただ、実際は左にあらず、私はもちろん、周囲でも苦労する人が何人もいたのだ。

誤解を生まないように先に言うと、お金がないと絶対にMBA留学できないという話ではない。ただ、2年制の学校の場合だと1000万円を軽く超えるお金を調達するというのは、非常に苦労するというのが正直なところだ。可能であれば、早めに準備してフルブライトなりロータリーなりの奨学金をとっておくべきだったと(現実的にはそこを狙うならもう一年先送りが必要だったが)思うことしきりだ。

私の場合は、残念ながら貯金がそれほど多くあったわけではない。受験準備には総額で100万円くらいかけたが、これは英語ができない人の費用としては少ない部類に入るはずなので、もともと金を持っていなかったというのが正しい。したがって、外部からまとまったお金を調達することは留学する上で必須事項だった。

LBSの斡旋ローン
世界的に見れば、MBAは社会人経験が3~5年くらいの人が行くことが多いし、ハーバードなどは大学卒業後そのまま進学する人もいるくらいなので、大半の学生は外部からお金を借りて学校に行くことになる。そのため、大体どの学校も学生向けのローンを取り扱い、または斡旋している。
LBSの場合はHSBCとのパートナーシップで2.6%という低利で学生に貸している。ただ、変動利息であり、ポンド建債務になるため、金利と為替双方のリスクに晒されることになる。特に現在のように大幅なポンド安が進み、為替が一時期の250円から130円とほぼ半額になっている時に借りると尚更だ。もし返済時にポンド高にシフトした場合、下手すると円貨での債務は倍増してしまう可能性がある。また、このHSBCローンは残念ながら学費分までしか貸してくれないので、ロンドンの高い生活費はまた別に調達する必要がある。従って、私はとにかくHSBCローンは最後の手段として、他のソースをあたることにした。


日本での資金調達
現在の日本は金利も安いし円高であるため、留学資金調達先としては申し分がないように見える。しかし、現実問題として留学する人間にお金を貸してくれる金融機関はほぼ皆無といって過言ではない。そもそも本人が留学する場合、日本の金融機関は教育ローンの対象としていない。確認した範囲で言うと、三菱東京UFJ、みずほ、とみん銀行、ろうきんはすべて対象外だった。これらから借りるとしたら、カードローンのような多目的ローンに限られてしまうのだ。これらは金利が7%~だったりするので留学資金のように返済に時間がかかる資金調達としては全く適さない。知り合いのイギリス人は、イギリスではMBA留学するような人には喜んで貸すのに日本は変な国だと言っていたが、全くそのとおりだと思う。MBAにわざわざ留学するような人は、貸し倒れも少ないし将来のお客さんになる可能性も高いはずだ。もちろんマーケットは大きくないのでどの銀行でも扱うということはありえないだろうが、どこもやっていないとは一体どういうことか。いつまでも担保ばかりで資金返済能力を見ている日本の金融機関を見ていると、今後の日本の金融業の未来について暗澹たる気持ちになった。

意外に使えない公的ローン
ご存知の方も多いと思うが、国でやっている教育ローンというのが何個かある。ひとつは日本政策投資銀行がやっている教育ローンだ。これの魅力はなんといっても2%ちょっとの安い金利だが、300万円が貸し出し上限で、そもそも親にしか貸さないという点で却下。もう一つは雇用能力開発機構がやっている財形教育融資だ。これは財形貯蓄者向けで、低利で本人に貸付もでき上限が450万円ということで非常に使い勝手がよさそうであるため、もともとこのローンを第一に考えていた。そのために社会人になって以来低額ながら毎月財形貯蓄をしていたのだ。
しかし、そうは問屋が卸さなかった。これで申請書類も書き終えて提出しようとした矢先に国内進学なら本人に融資するが、国外留学だと本人には融資しないということが発覚したのだ。それまでに機構に問い合わせもし、取り扱い窓口の銀行の担当者と何度も電話していたので、憤懣やる方なかったが、規定は規定なのでどうにもならなかった。
結果的には(私は使えなかったが)留学で使える資金ソースはJASSO(日本学生支援機構)くらいなのかもしれない。ここから借りる場合、申込期間があって合格が決まってからアクセスしても遅いので、受験勉強始める際に情報を集めたほうがいいだろう。

最終的な資金調達先
結局最終的に不足資金は親子ローンという形になった。
上記のとおり留学生本人が国内で資金を借りることは難しく、海外での資金調達は変動リスクが大きいため、親名義で金融機関からお金を借りて自分で返済するということで親にお願いをすることにしたのだ。しかし、両方の親から金利が無駄だからそういうことなら自分たちの手元にあるお金を貸すから、戻ってきたら返しなさいということになったのだ。
この年になって親に迷惑をかけるのは難だが、経済合理性も考えて親の言葉に甘えることにした。

結果的には何だ親に借りるのかという感じになってしまったが、何はともあれ留学できることになったほっとした。如何に日本で学生本人がお金を借りるのが大変かということを思い知った数ヶ月だった。

勉強がてら読んだ雑誌


引越に当たって家に残っている雑誌も処分するときが来た。
やはり思い入れのあるNational Geographicばかり残っている感じだが、それ以外にも週刊誌が何種類か残っていた。
National Geographicは毎月買っていたが、それは決してTOEFLの科学系のトピックに慣れるためではなく(ただ慣れるだけならScientific Americanのほうがいいかもしれない)、あの雑誌そのものが大好きだからだ。もともとは日本語版で読んでいたし、故に英語版にしても興味が尽きなかったため読み続ける事ができたのかもしれない。今更私が賞揚する話しではないが、やはりこの雑誌は写真が素晴らしい。さすが掲載される事がワールドワイドでステータスになるだけのことはある。妻は記事はほとんど読まなかったが、それでも写真は食い入るように見ていた。

週刊誌は最初は安いNewsweekやTimeを買っていたが、一度Economistの重厚な記事に衝撃を受けてからはもっぱらEconomist派に宗旨替えした。日本では書店売りで千円以上と高いのが玉に瑕だが、イギリスで定期購読すれば£30(400円弱)だ。向こうに行ったらぜひ継続して読み続けようと思う。

英語の勉強がてら読んだ雑誌

英語の勉強を兼ねて読んだ雑誌たち。
古紙回収に出す前に記念撮影をしてみた。

やはり一番思い入れのあるのは毎月必ず買っていたNational Geographic。TOEFLの科学系のトピックに慣れる事も当然意図はしていたが、それより何よりもともと日本語版の読者だったくらいこの雑誌が好きだったという事が大きい。やはりなんといっても写真だ。掲載されるだけでワールドワイドでステータスになる一般誌なんて数少ない。妻はあまり読みはしなかったが、写真だけは食い入るように見ていたのが懐かしい。
週刊誌はたまに買うくらいだったしすぐ捨ててしまっていたのであまり残っていない。最初の頃は安さに惹かれてNewsweekやTimeだったが、一度Economistを買ってしまうとその中身の重厚さに圧倒されて完全にEconomist派になってしまった。
日本のスタンド売りだと1部1000円以上するが、向こうで定期購読すれば£30(390円くらい)で買えてしまう。
ぜひ向こうに行ってもこの習慣は継続しようと思う。


参考書無償で譲ります

※下記参考書ですが最初にコンタクトされた方に譲らせていただきました。お問い合わせ多数いただきありがとうございました。

渡英に当たり私が使ったor買った参考書で今手元に残っているものをブログ読んでくださっている方に無料で譲りたいと思います。譲渡はFIFO(First in, first out)といたしますので、もしご興味あれば右肩About meにあるアドレスにメールください。着払いで送らせてもらいます。
また、こちらの処分の都合上全て一括でもらってくれる方歓迎です。



註)ページ折れ等の汚れや書き込みがあるものもありますが、その点はご了承ください。

居合道会国際大会

今日は第10回居合道会国際大会。

まだ型の習得が十分ではないのだが、せっかくの機会なので私も参戦させてもらった。

キャンパスビジットだの新婚旅行だので6月はほとんど練習できてなかった。
本当は家で練習できればいいのだが、残念ながら家で刀を振ったら天井にも壁にもぶつかってしまうのでやむを得ない。
前日は公園で木刀で型の練習を繰り返したが、まさしく付け焼き刃なので一抹どころか十抹くらいの不安がよぎる。
が、もはや開き直って演技をするしかない。

そして・・・結果は、初戦を3−0で勝つ事ができた。
本番に強い性向がここでも発揮されたらしい。普段だったら刀がスムーズに出てこない箇所がすっと出てきたのだ。
次戦は残念ながら負けてしまったが、一つでも勝負に勝つと晴れ晴れとした気分だ。

残念ながら今の道場も7月末までしか通う事ができないが、それまでに一つ結果が残ったのは嬉しい限りだ。
ロンドンに渡ってもぜひ彼の地で稽古を続けたいと思う。
そして、おそらくは羽織袴に日本刀で居合をしたら外人受けもするだろう。
せっかくLBSに2年いたらぜひどこかで披露しようと思う。

欧州MBA飲み会

6月30日は欧州MBAに留学する人のネットワークイベント。

私とスペインのIESEに進学するT氏とで企画したのだが、なんとなんと40名近く集まって驚いた。最初は10人も集まったらいいよねと話していただけに、嬉しい喜びだ。

当日参加したのはイギリスがLBS4名、Oxford1名、Cambridge2名、Lanchaster1名。フランスがHEC2名。スペインがIESEが10名、IEが7名、ESADEが5名。あとは奥様が5名。

結果的にはスペインが大多数、次はイギリス、フランスは少数でスイスはないという結果になった。フランスのINSEADは繋がった人で参加できる人がおらず、スイスのIMDはまだ合格者と繋がっていなかったのは残念だ。

とはいえ、ザ飲み屋といったお座敷で40名近くも人が揃うと壮観だった。欧州はライアンエアのような格安航空会社の興隆で数千円でどこの国にもいけてしまうので、実際にほとんどがお互いの留学先を行き来する事になるはずだ。そう考えると、このメンバーはオンラインだけではなくオンサイトで会える可能性が高いので、今回のようなネットワークイベントは今後非常に役に立つはずだ。

奥様たちは奥様たちで一角で交流を深められていたのもとてもよかった。何せ当人たちの留学が成功するかはパートナーが現地生活にどれだけとけ込めるのかにかかっているのだ。
私の妻も渡欧してから相談相手になってくれそうな友達を何人もつくることができたみたいで本当によかった。

今後もこのネットワークは大切にしながら欧州生活を謳歌していきたい。