LBSの携帯事情

友人がLBSの携帯事情についてQuick Pollを行ったので以下に転載する。
LBSと提携して簡単に携帯を手に入れることのできるVodafoneがキャリアで一番人気で、6割がPay Monthly契約をしている。またなんと95%がスマートフォンを選ぶという衝撃の結果に。
やはり、当地では学校のメールやスケジュールとのリンクが簡単にできるスマートフォンに人気が集中したということだろう。


MBA2012 MOBILE SURVEY: Networks, Services, Devices
Q1. What mobile network did you hire for your mobile telephone usage while in London?
Vodafone: 59%
O2: 20%
Three: 7%
Orange: 10%
T-Mobile: 1%
Other: 3%


2. What type of contract/service did you hire for your mobile usage?
Pay-As-You Go: 17%
18-Month Contract: 27%
24-Month Contract: 33%
SIM Only: 17%
Other: 6%
3. What type of mobile device will you use?
IPhone: 60%
Blackberry: 23%
Android: 12%
Nokia: 2%
Other: 3%

LBS MBA2012日本人のプロフィール

今年合格した日本人のプロフィールをまとめてみた。
http://lbs-mba.jimdo.com/japanese-students-profile/mba-students/
MBA2012はMBA2011に比べて以下の変化があった。

人数:11人(昨年比+2)
TOEFL平均スコアは106.1 (Range: 102-112)(昨年比-0.7)
GMAT平均スコアは697.3 (Range: 630-780)(昨年比+5.1)
*TOEFLは受験を免除されているメンバーが3人いる

スコア的な話をすると、TOEFLとGMATの両方が低いメンバーはいなかったので、結果からするとどちらかはある程度のハイスコアを持っている事が望ましいと言えそうだ。

また、個々人のプロフィールを見ると、昨年までに比べて海外経験が豊富で勤務している会社も多い点が興味深い。
私の知っている範囲ではLBSの合格を辞退したメンバーはいないので(HBSを蹴った強者も・・・)、手前味噌になるが今年のメンバーは粒揃いだと言えるのかもしれない。
そんなスペシャルなメンバーの中、唯一海外経験がないのが何を隠そう自分だ。残念ながらTOEFL最低点も私だ。周囲からはアプリカントを勇気づける存在だ何だと言われるが、残念ながらLBSでは誇れるどころか同級生から「そりゃ大変だねぇ」と同情される始末だ。
早くそんなハンディを撥ね除けられるように頑張りたい。

おそるべしAway Day

今日はLBSのAway Dayだ。要はLBSのキャンパスから離れて、郊外の研修施設でチームビルディングの研修をするというものだ。ただその実、その素っ気ない名前と裏腹にとてもエキサイティングな日だった。
場所はロンドンからバスで1時間程離れたWokefield Park。学校に6:45に集合で眠い目をこすりながら学校へ。隣に座ったイギリス人曰く英国企業の研修でよく使われるそうだ。到着と同時にいきなりカメラが回っている。

ここでスタディーグループ毎に数々のアスレチックに挑むのだ。やれロッククライミングだバケツ運びゲームだ、はてまたブロックを使ったパズルだと、どれもこれも自分一人ではできないことばかり。これを通してチームで協同して行動する事を学ぶとともに、今後コア科目をともに学ぶスタディーグループのメンバーとの絆を深める、というのが狙いだ。

その中でも一番激しかったのが下記の写真にあるアトラクションだ。15m程度のポールを4人で順番によじ上って、一番上の30cm四方(小さすぎる!)の板に立って、最後はお互いを支えながら手を伸ばして「フラワー」を作るというもの。我々のグループは普段は大きな顔をしているフランス人が天辺でがたがた震えているのを落ち着かせながら、何とか成功!
これは本当に思い出になる瞬間だった。

見よ、これがフラワーだ

当日は大雨は降るわ、寒いわでとても快適な日だとは言えなかったが、それでもチームメンバーの絆は大いに深まってめでたしめでたし。最後はBBQで締めて長い一日が終わった。

メダリストの登場

オリエンテーションのおそらく目玉の一つだったのが、北京五輪銀メダリストのヨット選手Nick Rogersの講演だ。ヨットがオリンピックの競技だったことも当日知ったくらいなので、彼の事は何も知らなかったが、これは日本人に限った事ではないらしい。ポルトガル人も誰?と言っていた。北京五輪ではイギリスはなんと47個のメダルを獲得し(国別第4位)、金だけでも19個もあるのだから、なぜ彼なのかは謎である。

さすがにビジネススクールでの講演だけあってチームビルディングがトピックであったが、ちょっと無理にビジネス向けの内容にした感があった。もっと素直に自分の話したいことを語ればもっと人を引きつけるプレゼンテーションになったのに、と少し残念な気持ちは拭えなかった。でも、これまで知らなかったヨット競技の世界やオリンピックの舞台裏を知る事ができて、その点は興味深かったといえる。
意外に細身だった銀メダリストNick Rogers


MBAに入る前に知っておきたい10のこと

オリエンテーションでよかったのはRichard Jollyの"10 Things I Wish I Knew When I Started My MBA"だった。彼はOrganisation Behaviourの教授だが、過去にBest Programme Teacherに選ばれただけのことはあって、非常に面白い講義だった。

10 Things to know
彼の言っていたことは下記だ。6の"Social Loafing"という言葉は初めて聞いたが、いわゆる"Free Rider"のことを言っているそうだ。聞くとかなり新しい言葉だそうだ。

1) Don't focus on one too much. Stop and think!
2) Resist the pressure to conform
3) Build your network
4) It's not just about learning theories and models
5) Learn humility
6) Resist the temptation of social loafing
7) Have your mid-life crisis early
8) Create a positive environment
9) An MBA does not entitle you to do anything
10) You are not in a china shop


表題とは別に面白かったのは未来学者Alvin Tofflerの下記の言葉だった。
"In the 21st century, an illiterate is not one that cannot read or write, but one who is unwilling to learn, unlearn, and re-learn." 
これだけ情報が溢れる世界になるとLearnすることも大切だが、Unlearnすることも同じくらい大切だと言えるのだろう。さもないと情報の渦で身動きが取れなくなってしまう。LBSでも想像もつかない程膨大な情報に接することになると思うが、重要性の低いものはうまくUnlearnして、本当に必要なものをLearnできるようになりたいと思う。
トフラーの言葉

彼はLBSではLeadership Skills、Developing Effective Managers and Organisation、そしてPaths to Powerを担当しているとのこと。今から彼の授業をとるのが楽しみだ。

First Day at LBS

今日はいよいよMBAプログラムの初日。まずは簡単な説明をストリーム(クラス)毎に受けたあと、 MBA2012全体のオリエンテーション会場となるThe Breweryへダブルデッカーで移動する。てっきり綺麗なコンベンションホールみたいなところかと思ったら、内部は木張り、木組みのクラシカルな建物だった。

ダブルデッカーでLBSから会場へ
最初はDeanのSir Andrew Likiermanから挨拶。SirがつくところはEstablishmentの国らしい。途中で原稿の順番がぐちゃぐちゃになって話が止まってしまったりと若干残念な感じではあったが、そこは英国紳士、適度にジョークを交えながら切り抜けるところはさすがだといえる。


DeanのWelcome speech
続いてMBA Programme ManagerのStephan Chadwickのウェルカムスピーチ。ここでは今年の入学生のプロフィール紹介が行われる。やはりここではLBSの最大の特徴であるDiversityについて多くの時間が割かれる。そして、合格者のいる国が読み上げられ、出身者が順次立ち上がっては惜しみない拍手が贈られる。60カ国もの国名が読み上げられる度に、LBSが本当に国際色豊かなビジネススクールだと感じる。一番多い米国ですら2割しかいないのだ。
この光景を見ただけでも、LBSを選んだ自分の選択は間違っていなかったと改めて思った。

Programme Managerのプレゼン

読み上げられた国の出身者に拍手が贈られる

BBC Proms


Hyde Parkから見たRoyal Albert Hall



今日はBBC Promsを鑑賞にRoyal Albert Hallに向かう。

膨大なプログラム
Promsは7月半ばから9月半ばまで2ヶ月程続く世界最大のクラシック音楽の祭典だ。以前イギリスに留学していた方から熱烈な推薦を聞いていたのだが、今回高校の友人が彼女と一緒にロンドンに来るという事でPromsにいくことになったのだ。
チケットは日本の先入観からすると非常に安い。我々の席は一番後ろの席で一人11ポンド。当日売りの立ち見席はなんと4ポンドなので、PCをいじりながらとか、家族でサンドイッチを食べながら鑑賞するなんて人もちらほら。こういう敷居の低さは目から鱗だった。



荘厳なRoyal Albert Hall

会場のRoyal Albert Hallはその名の通り、ビクトリア女王の夫アルバートの名前を冠したホールで、会場の目の前のHyde Parkにはビクトリア女王が先に亡くなったアルバートを偲んでつくった巨大なモニュメントが聳えたっている。
Albertのモニュメント
演目というよりは日にちと時間で選んでいるため、曲は知らないものが多かったが、それでも大いに楽しめた。今度はぜひ自分の好きなムソルグスキーやロドリーゴをやっている時に見に行こうと思う。


Campus Visit

ブログを読んでる方からキャンパスビジットについて何度か質問をいただいたので、簡単にビジットについて書いておきます。

私自身はキャンパスビジットしたことはないのですが、キャンパスビジットするとすれば下記の2種類になると思います。
 
1.オフィシャルなキャンパスイベントに参加 する
LBSはオフィシャルなDrop-in sessionとon-campusイベントがあります。
詳細は下記を確認してください。
http://www.london.edu/programmes/mba/informationevents.html

2. 在校生に連絡して校内を案内してもらう
上記と別に在校生に連絡して校内を案内 してもらうという方法も一般的です。
LBSの場合は来週から秋学期が始まるので、ご連絡いただければ誰かしらかがご応対できるかと思います。
下記にコンタクト先が載っていますので確認してください。
http://lbs-mba.jimdo.com/campus-visit/


なお、キャンパスビジットをしたほうがいいかという点ですが、これはNice to Haveといったところでしょうか。今年の日本人MBAを見ていると合格前にビジットした人の方がずっと少数派です。

ペルー&日本人飲み会

今日は日本人とペルー人の飲み会と称してBusiness English Courseの同級生RicardoとMartinがシェアしている家へ。パートナーOKだったので、計20人以上が集う一大宴会となった。お互いの国の料理やお酒を持ち合うことにしたので、我が家からは焼うどんとサキイカ、わさび豆、日本酒などを持ち込む。
ペルーは日本と似て米を主食として魚をよく食べることもあって食文化は似ている部分が多いと言えるかもしれない。もっとも主食に関しては、ジャガイモの原産地なのにも関わらず米が一番ポピュラーだというのは少し不思議ではある。

ちなみに私がチリで毎日飲んでいたチリのピスコというブドウから作る蒸留酒はペルー人にいわせるとペルーのお酒だそうだ。これはチリとペルー双方が誇りを持っている部分のようで、ペルー人はチリ人が飲むピスコーラ(ピスコ+コーラ)はあり得ないと言っていた。彼らにとってはピスコサワー(ピスコ+卵白+砂糖+レモン汁)が正当な飲み方なのだそうだ。うーん、食文化はやっぱり面白い。

最後の方は乾杯とSalutの応酬で、結局ビール、ワインのほかにピスコ3本に日本酒2本、焼酎1本と梅酒が半分空くという盛況ぶりだった。
翌日は久しぶりに二日酔い・・・

ペルー人と日本人は意外に近いかも?!

自転車盗難にご注意

ロンドンは非常に治安がいい。ロンドンは中心部からゾーン1、ゾーン2、・・・ゾーン6と分かれているのだが、特にゾーン1は東京の感覚とあまり変わらない。交通機関はバスもチューブ(地下鉄)も夜中まで安心して乗れるし、夜中の道も注意は必要なものの何か事件があったという話は幸いなことに聞いたことがない。

ただ、残念ながら自転車盗難だけは非常に多いようで、私の自転車もターゲットになってしまった。自分の寮の前の道路の柵にチェーンで括りつけていたのだが、見事に切られて自転車丸ごと持っていかれてしまっていた。たった2-3時間、しかも人の出入りが多いところで監視カメラもついていたにも関わらず、持っていかれてしまったのだ。チェーンも日本ではかなり強力なものをつかっていたのに、全くお見事というしかない。

とはいえ、自転車無しでロンドン生活を送るなんて考えられないので、やむを得ずロンドンで自転車を買うことにした。一応盗難の損失は保険がカバーしてくれたので、その保管受取額相当を予算としてロンドン中を回った。




1週間にわたるバイクハンティングの結果、獲物はBMCのSSX01StreetFireに決定。いつもの通り、一目惚れ。デザインが気に入らないと乗らなくなってしまうので、やっぱり見てくれは重要だ。
こちらでは200ポンド引かれてで999ポンドで売っていた。日本だと20万円する代物だから、かなりお得だ(正確には日本が高いというべきだろうが)。
もちろん強力な鍵付きだ。こちらの鍵はすべてゴールド、シルバー、ブロンズと第三者機関による性能のランク付けがされていて、自転車の価格によって必要な鍵が分類されている。しかも、適正な鍵を使うことは英国で自転車に保険をかける上で必須となっていたりする。
私の場合はシルバーでもいいのだが、二度と盗まれたくないのでゴールドランクの鍵を使うことにした。1kgくらいある重いものだが、確かにこれくらい丈夫なら簡単には盗まれないだろう。
保険も無事入ったし、あとはロンドンを走り尽くすのみだ。

これがロンドンでの相棒

QS World MBA Tour Premium告知協力







下記のとおり今年もQS MBA Tourが開催されるようです。
私自身も昨年このイベントに参加して数多くのアドミッションやアラムナイの方と話す機会を得ることができました。出願校選びに役に立つと思いますので、ご興味のある方はぜひ参加されることをお勧めします。
 


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QS World MBA Tour Premium
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【日時】 201099日(木曜日) 午後5時~午後9
【会場】 シェラトン都ホテル 〒1088640 東京都港区白金台1-1-50
http://www.miyakohotels.ne.jp/tokyo/access/index.html

【費用】 下記事前登録で入場無料 (当日入 場の場合500円)
http://www.topmba.com/mba-tour/Tokyo-premium?&utm_source=reg&utm_medium=online&utm_campaign=StudentBlog

Facebook】 http://www.facebook.com/pages/TOP-MBAGrad-School-Japan/122556411124793 
Twitter】 http://twitter.com/QS_AsiaPacific 
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【主催:QS Quacquarelli Symonds Ltd.
http://www.topmba.com/
QS社は高等教育に関するイベントやランキング情報等を通じて人と教育機関と企業を結ぶ活動を行っています。
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QS ワールドMBAツ アーとは】
世界のトップビジネススクール入学審査官らが、東京含むアジア、北米、ヨーロッパを世界最大規模で全52都市を巡回する予定で、日本開催は今年で8回目になります。数百名のMBAを目指す方々の参加が見込まれ、ブースに立つ卒業生や出願者同士のコミュニケーションも大きな魅力 です。プログラム内容や卒業後の就職案内など情報入手のチャンスです。当日ブースで会話した学校関係者が、選考プロセスに て実際のインタビュアーや審査官であることは珍しくありません。是非ご参加ください。
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【当日のタイムテーブル】
1600-1700  入学審査官によるパネルディスカッション「MBA合格をつかむキーポイント」
1700-1800  トップ校プレゼンテーション
1800-1930  トップ校入学審査官との座談会(参加者は要事前選考)
1930-2100  オープンフェア
2000-2030  企業採用担当によるディスカッション「MBA卒業後のキャリア形成について」

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【参加予定校(一部)】
INSEADIEESADEIMDLBSMichiganBoston University

★事前登録はこちらから★
http://www.topmba.com/mba-tour/Tokyo-premium?&utm_source=reg&utm_medium=online&utm_campaign=StudentBlog 

Flat Hunter's Pub Crawl

パブはLBSの生徒で大混雑

今週月曜から学校が始まるまでの2週間、毎晩Flat Hunter's Pub Crawlというイベントが開かれる。これは名前の通り、フラットをシェアするルームメートを探すイベントではあるのだが、実際はフラットを見つけている人も大勢来るので、その実は単なる新入生の飲み会である。
毎晩必ず学校のそばにあるパブのどこかでこのイベントが開かれている(それだけパブがあるのだ!)。パブはキャッシュオンだし、みんなフードを食べずに立って飲んでいるだけなので、いつ行っていつ帰ってもOKというお気楽さがありがたい。帰り際1時間でもなるべく立ち寄るようにしたい。


Dinner & Drinks @ Chinatown

レストラン後のパブで

一番搾りのサーバーを発見


Business English Course終了後にコースのみんなでLeicester Squareにあるチャイナタウンに繰り出す。この日はLBS新入生の一部がチャイナタウンでDinner & Drinkをやっているということで、そこにジョインすることにしたのだ。お店はPlum Valleyというモダンな中華料理だった。だいたい一人二皿+ビール一杯で一人20ポンド。店構えのわりには安かったというべきか。
その後はパブでもう一杯。そのお店ではなんと一番搾りのサーバーを見つけた。アサヒのスーパードライはロンドンでもよく見るが、キリンの一番搾り、しかもサーバーとはとても珍しい。