日本刀を巡る英国税関との戦い

居合に使う刀がようやく手元に届いた。

せっかく日本ではじめた居合なのでロンドンにきても続けようと思ったまではよかったのだが、刀に関しては大失敗をした。居合刀といっても私のは模造刀なのだが、修理に出していた日本の刀問屋から直接ロンドンに送ってもらったら、見事に税関に差し押さえられてしまったのだ。

税関とやり取りをしている中で、イギリスのマーシャルアーツクラブに所属し刀はそこで使うということが証明されれば返してくれるということだったので適当なクラブを探して書類の発行をお願いして提出したら、今度はスポーツ保険に入っている証明を出せ、そして出し終わると今度は修理に出した証明を出せ、学生なんだったら学生の証明を出せ・・・・
そういうことなら何故最初から必要書類をみんないってくれないかなぁと呆れてモノも言えなかったが、あまりしっかりとした定義もされていないのだろう(入国審査もそうだが、イギリスでは異なる担当者間で均質のサービスが提供されているとは言えない) 。我慢しながら丁重に対応を続けていたら、ようやく返してくれることになった。

そして今日ようやく2ヶ月ぶりに戻ってきた。お帰りなさい。
秋学期は忙しすぎて道場に通う余裕はあまりなさそうだが、LBSの卒業生もいたりするので落ち着いたらまた是非稽古に行きたい。

Welcome Back!

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