Singapore Armyとの対峙

今日は新しい自転車を買ったばかりというシンガポール人Choongとロンドン北部をツーリング。

Choongは一見して自転車野郎だとわかるPinarelloのフルカーボンバイクで登場。聞けば7年前は同じPinarelloのParisに乗っていたというから本物だ。今日のルートはLBSから北へFinchley RoadからHendon WayというHighwayにのってGolders Green駅までを往復する。ロンドンで自転車を盗まれてからメーターを付けていないので詳細はわからないが、時速27~28km、距離にして25kmくらいだろうか。Finchley Road駅前後のだらだらとした登りは今の自分にはちょうどいいトレーニングになった。

彼は聞けばLBS入学前はシンガポール陸軍のエリート集団、パラシュート部隊に所属していたそうだ。どおりで手ごわいわけだと妙に納得。彼はシンガポール軍からの社費派遣で、戻れば軍幹部になるそうだ。そんなわけなので、走り終わったあと彼からお前はStrongだと言われたのはちょっと嬉しかったりもした。

ひとっ走りしてカフェで
当日はびっくりするくらい快晴だったので、LBSまで戻ってきた後はMayfairまで下ってオープンカフェでお茶をすることにした。それにしても驚いたのが、彼の日本についての知識。日本のころころ変わる総理大臣の名前を言えたことに始まり、靖国の位置づけの難しさや郵政民営化の挫折についても話ができてしまうとは正直恐れ入った。 話題はその後もシンガポールの学歴社会(例えばLBSに進学する人の大半は一つのエリート高校の出身)の改革からオバマ政権のヘルスケア法案、アフガニスタン情勢まで目まぐるしく変わった。自転車もさることながら、なるほど世界のエリートとはこういう人を指すのかと改めて瞠目した一日となった。

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