自転車をロンドンに空輸するの巻

カーボン部分を中心に緩衝材で保護

リアの変速機はハンガーから外してフレームにくくり付ける
スペーサー代わりにヘルメットやフロアポンプも詰め込む


今回の引越しのハイライトの一つがロンドンへの自転車の搬送だ。
買ったほうが早いという話もあるが、これまでのツーリングの相棒を日本に打ち捨てていくのも可哀想だし、そもそも学生は節約してなんぼなので、迷うことなくロンドンに運ぶことに決めた。

しかし迷うべきはロンドンへの輸送方法だ。輸送手段は船か飛行機だが、ロンドンに渡ったらすぐ自転車で走りたいので60日もかかる船は現実的な輸送手段ではない。したがって、輸送手段は飛行機と決まる。では飛行機にどう積み込むかについては、下記の3方法がある。
1.輪行袋(電車等に積むための薄手の化繊のケース)に入れる
2.ロードバイク専用のハードケースに入れる
3.ロードバイクの空き箱をもらってそれに入れる

1の輪行袋は国内線だったら問題ないかもしれない(地上係員が手で受け渡ししてくれる)が、海外はスーツケースと一緒に出てくるし、荷物を自転車だろうがなんだろうが投げるらしいので、自転車の無事を考えたら到底とれる選択肢ではない。(今回使用するシンガポール航空でもかなり粗雑に扱われるらしい。)
2の専用ケースはさすがに一番安全で壊れないが、なにせ値段が2万円以上するのは気が引ける。しょっちゅう飛行機で転戦するならいいが、ただ持っていくだけにしては大げさすぎる。また、重くて大きいので、狭いロンドンの部屋に置いておくのも難だ。
そこで、安くて安全性も担保できる3をとることにした。早速新宿のY’sロードでBianchiのピストの空き箱をもらって詰め込み始める。

ただタイヤはずして入れられると思いきや、ダンボールは思っていたよりもずっと幅が狭かったため、ペダルはもとより、ハンドル、サドル、ディレーラーなどかなり部品をはずすこととなった。ぷちぷちの緩衝材でこれでもかと保護をしダンボールに詰めていく。
折角の大きなダンボールなので、ついでにフロアポンプ(空気入れ)、ヘルメット、輪行袋、ディスプレイスタンドなども入れてみた。

体重計はもう捨ててしまったので重さはわからないが、12kg程度か。
あとはロンドンで開梱したときに壊れていないことを願うばかりだ。

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