第二外国語にみるLBSのダイバーシティ

LBSは卒業までに第二外国語を一定レベル以上使えるようになる必要がある。そのためにLBSではスペイン語・フランス語・ドイツ語・中国語(マンダリン)などの主要な言語以外にも日本語・広東語や昨年から始まったポルトガル語なんかもある。ポルトガル語は勿論昨今のブラジル熱の高さから開設されたのだろう。こういう所も教養目的というよりもビジネスオリエンティッドなのだ。
ただでさえ勉強で忙しいのに更に外国語とは大変だと思われる方もいるかもしれないが、母国語が英語以外の人は第二外国語が話せるので、そもそもこの条件は最初からクリアしているのだ。インターナショナル比率が9割のLBSでは相当数が要件をクリアしていることは想像に固くない。Admits Weekendでみた資料によれば、第二外国語受講が必要なのは全学生の2割に満たない。これが多いと見るか少ないと感じるかは人それぞれだろうが、英語圏出身者(米英豪など)の大体半分弱が第二外国語を持っていない計算になる。
もし同じ条件を米系ビジネススクールに適用したら相当数が第二外国語を持っていないのではないだろうか。ここだけ見てもLBSは非常にダイバーシティに富んだ学校だと言える。

とはいえ、ビジネススクールにくるようなエリートでも英語圏に生きていれば英語のみで問題ないとも言える。やっぱり英語は強しと改めて思った次第である。

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